2007年09月15日

ASK2007 アーティストリサーチ

【ASK2007アーティストリサーチ】について

このサイトは「第2回世界アーティストサミットASK2007」の参加アーティストについて、彼らの経歴や、作品イメージ、コンセプト、背景をサミット学生サポートスタッフ「フォース」がリサーチした内容を掲載しています。
参加アーティストへの興味を持っていただけるよう工夫しています。リサーチを担当したフォースが感じたことも書かれています。是非お読みいただければと思います。


【ASK2007アーティストリサーチ】の使い方
右に並ぶアーティスト名をクリックしてください。各ページはスクロールダウンしてお読み下さい。


【フォース】とは
本年12月、紛争や環境破壊、人口、貧困、教育をめぐる問題に対し、アーティストの持つ創造力によって斬新な解決策を示す「第2回世界アーティストサミット」が京都造形芸術大学で行われています。このプログラムの広報、運営、関連プログラム企画・実施を行っているのが、サミット学生スタッフ「フォース」です。2回目の開催となる今回は、京都造形芸術大学通学部・通信教育部の在学生および卒業生、また他大学からの参加も含め15名が活動し、「世界アーティストサミット」とさまざまな人々をつなぐ重要な役割をはたしています。




【ASK2007 アーティストリサーチ】
制作:プレサミット班
リサーチ担当:伊田、角谷、神戸、金、佐藤、鈴木、松岡
サイト制作担当:角谷
posted by さくら at 00:21| ASK2007 アーティストリサーチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月09日

ジャールパット・アーチャワサミット Jarupatcha ACHAVASMIT

Jarupatcha_face.jpg

1973年 タイに生まれる
タイ、フィレンツェで学ぶ
アメリカ、ミシガン大学修士課程修了
2006年 国際交流基金の招聘で来日、日本のファッションデザイナー交流、ショーも行い、Tシャツも制作

現在
イギリス、聖マーチンアートデザイン中央大学博士課程取得中
ロイヤル・タイ社(タイ・カーペット製作会社)デザインディレクター
キングモグナット技術学校工業デザイン学科専任講師
タイ在住

【出品歴】
1998年Jean Paul Slusser Gallery主催 Work in progress
2005年 デザイナーショーケースWe Cross(ELLEファッション週間)
2005年 タイ若手ファッションデザイナー 金賞
2005年 デザイン・オブ・サイヤー 銀賞
他多数

作品について、テキスタイルへのこだわり

photo_8.jpgphoto_6.jpg

ジャールパットさんの作品の特徴は使用する生地です。
服のデザインはシンプルですが、布が独特な織り方をされているので布の表面に凹凸ができ陰影が生まれ美しい模様となります。

彼女は幼い頃から織物に興味がありました。
テキスタイルに興味を持ったのは6歳の時です。
植物学者だった母の顕微鏡を使って布を見て、布の構造の美しさに魅了された事がきっかけでした。

来日した際、宇津木えりなど日本のファッションデザイナーと交流する機会がありました。
そのなかでも新井淳一さん(テキスタイルデザイナーで三宅一生や川久保玲の作品も手掛けている)に合うことを楽しみにしてました。
新井さんの作品も凹凸が個性的なものです。

Doi Tungへの参加

Doi Tungとはタイ女王が指揮をとる国家プロジェクトです。
かつてケシ畑だった場所(ゴールデントライアングル)で綿花やコーヒーを栽培し、麻薬根絶をし、貧困に苦しむ農民を助け、自立した生活が出来るようにすることが目的です。
このプロジェクトにジャールパットさんも参加しています。



Doi Tung Development Project
http://www.doitung.org/doitung/
http://www.doitung.org/doitung/trendsetting/index.asp

タイとアヘン

タイにはゴールデントライアングルと呼ばれる場所があります。
そこは、タイ、ミャンマー、ラオスの3国の国境が交わるこの地帯の通称で、かつては麻薬王クンサーが活躍した暗黒地帯です。
しかし、今はタイ女王がやっている改革プロジェクトの成果があり治安は安定しているそうです。


ジャールパットと日本の関係

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2006年12月15日に国際交流基金と杉野服飾大学との共同プロジェクト「ASIA5 doreme」に参加しました。
「SIA5 doreme」はアジア5ヶ国(タイ・インドネシア・マレーシア・インド・フィリピン)のファッションデザイナーを集めて開催されたもので、日本観光や日本人デザイナーとの交流が行われ、ファッションショーと交流Tシャツが制作されました。

ASIA5×DOREME
http://www.jpf.go.jp/j/culture_j/news/0612/12-05.html
Tシャツ
http://www.jpf.go.jp/j/goods/t-shirt/achavasmit.html

ギュルスン・カラムスタファ Gulsun Karamustafa

photo_5.jpg
ギュルスン・カラムスタファはトルコの現代の芸術家と映画監督。 1946年12月2日に生まれて、彼女は1970年代以来の現代トルコ一流の芸術家。 彼女のキャリアは1970年代と1980年代の政治的暴力によって直接影響された。被告政治活動のためにパスポートが1970年から1986年まで否定されて、時間投獄された。 彼女はトルコに対してどんな仕事でも直接政局を記述しないが、自己がもつ経験の緊張と精神的ストレスを女性のため間接的に彼女の文化的な鋭い観察でトルコ内を歴史的に、そして、国際的に現す。 彼女の仕事は歴史的な現代のトルコと、トルコでの女性の位置を批評する。 また、彼女は「逆-会話」を東洋風に形成する一連の作品を作成した。 最終的に、彼女は移動の問題を記述した。 彼女は主としてビデオとインストレーション・アートで働いている。

作品

photo_03.jpgphoto_02.jpgphoto_01.jpgphoto.jpg ギュルスンは、身の回りにある日常的なものを使って、トルコの歴史や社会を浮き彫りにしてきた。

略歴&活動実績

トルコの現代の芸術家と映画監督
1946年12月2日   アンカラ(トルコ)生まれ、イスタンブール(トルコ)の美術学校卒業
1970〜1986年    時間投獄される

【個展】
1998年   「My Roses My Reveries」、Macka Sanatギャラリー、イスタンブール(トルコ)
1999年  Musee d’Art et d’Histoire、ジェネーブ(スイス)
2000年   「Promised Paintings」 Apel Sanatギャラリー、イスタンブール(トルコ)


【グループ展】
1998年  「Echolot」 fridericianum、カッセル(ドイツ)
1999年  「Dream City」 ミュンヘン
       「Iskorpit」 ドイツ
2000年  「Man Space 2000」 大韓民国
       「Negociations」 フランス
       「Stange Home-Zehn Kunstlerinnen aus dem aussereuropaischen Raum」
       Historisches美術館、Kestner美術館、ハノーバー(ドイツ)
       「Springtime-New Art from Istanbul」 ニコロジ美術館、コペンハーゲンアートセンター(デンマーク)
2001年  「Mutations / Rumour City」 TVプローブ、東京
       「Im Zeichen der Stadt」 ボン(ドイツ)
       「Lost and Found」 Apexアートギャラリー、ニューヨーク(U.S.A)
2002年  「Fluxus und die Flogen,Kunstasommer Wiesbaden 2002」ヴィースバーデン(ドイツ)
       「ルート」 グラーツ(オーストリア)
       「Fuori-uso」 ペスカーラ(イタリア)
2003年  「How Latitudes Become Forms」 ウォーカーアートセンター、ミネアポリス、ミネソタ(U.S.A)
       「Burada/Here」 プラットホームギャランティコンテンポラリ-アートセンター、イスタンブール(トルコ)
       「Blood&Honey:Furure‘s in the Balkans」 クロスターノイブルク(オースタリア)

現在、イスタンブールに在住

日本での企画展「トルコ美術の現在 どこに?ここに?」

トルコの10名のアーティストたちが自らの「居場所」を問いかける作品が様様な形で表わされている。この展覧会でギュルスンは伝統と現代性の対比がつくりだす緊張感を表現した。
《眠りを葬る》はオスマン帝国時代の時計を用いて、永遠に失われてしまったものに対する感受性を引き出す。時計から連想するカチカチという音は、時計が動いていないので聞こえてこないのだが、その沈黙とともに、古いものと新たに現れたものの間に生じる緊迫感を示す。彼女のインスタレーションを通して経験できる不安は、《男泣き》(伝統的な社会の中で、監督的、指導的立場にあるような人物が、弱く、感傷的であることは許されない。)の中で悲哀となって表われている。トルコのような家長制の強い社会における性的役割に関して、別の視点から批評を下している。

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